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堕ちた魂のフーガ 序章

訪問ありがとうございます♪

新連載、『堕ちた魂のフーガ』はじめます(*^_^*)

少し、お話について。
更新ですが、私チムチム、とてものんびり屋です。
プラス、リアル優先にしたいので、更新は2〜3週間に一話、という、あり得ない遅さになると思います。完結するのは半年から一年が目標です。

それをふまえて、それでも構わないよ、という、母なる海のような広い心をお持ちの方のみ、この先へお進み下さいますよう、よろしくお願いしますm(_ _)m

ペースが遅すぎるよっ(*_*)っていう方がいらっしゃいましたら(ちなみに私も読者ならこっち派です。笑)他の才能あふれる二次作家の方々の作品が、沢山ありますので、そちらに行かれるか、ここは最後にまとめ読み、でお願いします。

あっ!でも、拍手や「頑張っちゃって〜」のひと言でも良いのでコメントなんて頂けたら、すっごく励みになります♡
矛盾してるなぁ(笑)
お話は、なるべく一話のみでも楽しめるように心がけます(^_^)


それでは、スタートです♪ある所に、お金持ちの好青年がおりました………。



☆☆☆




(序章)




ニューヨーク市、マンハッタン区、ブライアントパーク内、ニューヨーク公共図書館。

人種のるつぼ、ビッグ・アップルと表現されるニューヨーク市において、その象徴とも言える場所。
大理石がふんだんに使用された、荘厳な雰囲気の伝統建築の建物の中には、おびただしい数の蔵書が収蔵され、その書物を求めて、または建物を鑑賞しに、または都会の中でひと時の憩いを求めて、人々は色々な目的を持って、今日もその敷地を訪れる。

建物の中では、平日の午前中にもかかわらず、多くの人々が静かにパソコン画面を開いたり、書物のページをめくったりしている。
厳粛さと雑多な雰囲気が不思議と矛盾せず混じり合う、そんな何とも言えない魅力的な雰囲気が、図書館には漂っていた。

そんな雑多な雰囲気の人々の中、静かに本のページを繰る、アジア系の男性が一人。
普段眼鏡をかけない彼だが、今日は黒縁の細身の眼鏡をかけ、熱心に本に没頭していた。
その姿は、その場の種々の人々に紛れ、特に目立つ訳でもなく、ただその精悍な顔立ちと、彼の発する人を寄せつけない鋭いオーラが、何となく周囲に意識されている、その程度の事だった。

しかし彼は、只者などではなかった。
今は静かに書物と語らい、何ら他の若者とは変わらないように見えるーーしかし、ひとたび会社に戻れば、彼はリーダーシップをとって皆を率いる重責を負う、道明寺HDの若き指導者だった。

小半刻ほど経っただろうか。
彼は書物から目を上げ、腕時計を見た。
そして小さなため息をつき、名残惜しそうに広げていた書物を、パタンと閉じた。

彼が図書館の建物の裏手から出て来たのは、それから間もなくの事だった。
背後に、どこから現れたのかガタイの良い黒いサングラスをかけた、いかにも強そうな黒人SP(ボディガード)を二人、従えている。
その様子には先ほどとは違い、只者でない様子が漂っていて、周囲の観光客は、もの珍しそうに彼らを眺めていた。

その時、前方からもアジア系の男性が3人、近づいて来るのが見えた。
真ん中の男性は長身で、サングラスをかけている。
その長身の男性の左右に、少し小柄な中国系に見える人物が2人。

前から階段を降りる3人と、階段を上る3人。
周囲に多くの人々がいる中、何事もなくすれ違おうとした。…その時。

ザッ!

中国系に見える2人が突然、黒人ボディガードに襲いかかった。
もちろんボディガードは訓練を受けている。
素早く中心の雇い主を守ろうとしたが、不意打ちだった上、相手もかなりの手練れだった。
何か強烈な薬品を嗅がされ、ボディガード2人は膝をついた。

左右の男達が揉み合った一瞬、中心の2人も、すばやく動いていた。

やられる!

そう思ったがやはり、不意打ちされ、反応が遅れたのが痛かった。
図書館の階段を降りて来た方ーー道明寺司は、常人とは思えないほどの素早い反応を見せ、身を捻りながらも腕を上げ、相手のサングラスを払い落とした。

その目が驚愕に見開かれる。

「おまえはっ!」

ドスッ!

「ウッ!」

みぞおちに強烈なパンチを食らい、司はたまらず、腹を押さえて前のめりになる。
そこへ同じように強い薬品を嗅がされ、意識がだんだん希薄になってきた。

「な、何故だ…あきら…」

「悪いな。しばらく消えてもらう。」

その言葉は、おそらく司には届かなかった。

一瞬、そう、ほんの一瞬だったが、辺りは水を打ったように静かになっていた。
しかし次の瞬間、

「eek!」(キャアア!)

「Calll the police!」(警察を呼んで!)

などなど、周囲は一気に騒ぎ出した。

バラバラバラバラ!

突然、頭上から聞こえてきた大音量に、その場にいた全員が空を見上げた。
頭上にはいつの間にか、一機のヘリコプターが旋回していた。
一体これは何事かと、へりと、地上の揉み合いを交互に眺めていた人々だったが、頭上のヘリがだんだん下降し、ダウンウォッシュ(下降気流)によってゴミや木の葉が宙に舞い上がり始めると、人々は身の危険を感じて、慌てて避けた。

やがてヘリが着陸すると、司を抱えた男達は急いで乗り込んだ。
そのままヘリは、どこかへ飛び去って行った。

あっと言う間の出来事だった。
ポリスのサイレンが聞こえて来たが、図書館の階段に、気を失っている二人のボディガードが倒れているだけだった。

『道明寺司 失踪』

このニュースは、一部地域で放送されたが、不思議と大々的なニュースにはならなかった。
何かの取り引きが行われたのかも知れなかったが、一般人が知る事は無かった。

司の行方は、時の流れに紛れてしまったかのように、見えた。



(続く



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☆☆☆

続きは出来れば2週間後に。
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- 2 Comments

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2017/07/19 (Wed) 15:56 | EDIT | REPLY |   

チムチム  

※ach※ 様

こんにちは(*^_^*)
一体いつの返信だよ、っという話ですが、訪問、ありがとうございました!!
夏休み、色々ありますねぇ。
夜は眠気と戦う毎日です。
お話ですが、なかなか難しいです。
我ながら、時間の使い方がヘタで、なかなかお話を進められません。
しかし、何とか来週には一話…アップしたいです。
もし覚えてもらっていたら、また訪問お願いします(*^_^*)

2017/08/14 (Mon) 06:32 | EDIT | REPLY |   

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